飯塚病院は1918年に麻生太吉翁により開設されました。
開設の精神「郡民のために良医を招き、治療投薬の万全をはからんとする」は、
「We Deliver The Best~ まごころ医療、まごころサービス、それが私たちの目標です~」の基本理念に受け継がれ、
地域医療支援病院、救命救急センター、厚生労働省臨床研修指定病院、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、
災害拠点病院など、地域医療の要となる施設に認定されるなど、当該地域になくてはならない医療機関としてその役割を果たしています。
詳しくは飯塚病院ホームページをご覧ください。
▶飯塚病院ホームページ(https://aih-net.com/)
飯塚病院や提携病院の現場運営で培ったノウハウを駆使して、「医療サービスの質の向上」と「健全経営」を両立させることで、地域における安心インフラとしての病院の維持存続に貢献します。
病院運営を受託し、受託病院の運営・経営の健全化を強力に推進します。
病院管理運営サポートの経験を豊富に有するスタッフが、対象医療機関を取り巻く環境を見極めると同時に、その経営資源を客観的に評価し、最適な健全化策を織込んだ将来キャッシュフロー分析を中心としたデューデリジェンスを実施します。
また、評価・分析を行うのみでなく、その結果に基づき対象医療機関の現場スタッフに理解を深めて頂く働きかけも行うことにより、より実現性の高い目標を設定し、実行に向けての最適なアクションプランを立案。その実行段階においても環境変化へのアジャストまで包括的にサポートします。
私たち病院コンサルティング事業部は、スタッフが医療現場を経験してきたプロの集団です。 ただ単に、経営の健全化のみを追求するのではなく、医療そのものの質向上はもちろん、患者様の満足、 職場としての病院内の環境整備なども視野に入れ、病院そのものをトータルに改善していくことをモットーとしております。 病院様の良きパートナーとして、多様なニーズに柔軟に対応しながら、私たちのこれまでの実績とベンチマークによる情報収集を駆使した提案は、 必ず新たな活力と健全経営に向けての多くのメリットをもたらすものと自負いたします。
地域医療ニーズを把握するための外部環境調査(人口動態・医療需要予測)、 病院内の医事や財務等の各種データ分析や外来・入院患者の実態(属性、他病院との連携状況、入院経路、入院患者の重症度、医療・看護必要度、など)調査、 患者・スタッフの満足度などの内部環境調査を実施します。
まずは、病院としてどのような方針を打ち出すのかが重要です。更にはその実現に向けて、 各種調査結果から明確になった問題・課題に対し、病院としての優先度を考慮しながら、 具体的な改善項目や目標値、スケジュール等を盛り込んだ改善計画を策定します。
策定された計画が単なる計画に留まることなく、実際の改善活動が実施され、 その効果が数値として現れるように病院のスタッフの方々と協働で改善活動に取組みます。 活動の成果をあげるための院内体制の整備を始め、各種活動の進捗管理やデータ・資料の提供、会議参加などを行い、確実に成果を出せるよう活動を支援していきます。 これまでの実績としては、病棟再編や診療科再編、各診療科の目標管理等による増収、委託や材料費の適正化などコスト削減、患者・職員満足度向上やTQM導入支援など医療の質・サービス向上、 病院幹部会の運営見直し等の経営基盤の整備など多岐にわたる活動支援を行なっております。
病院建替えにおいては、将来構想や運営計画の策定から、設計、建築に至るまで様々なプロセスをしっかりと管理していくことが重要になります。 また、情報システム体系の構築や医療機器の導入なども大きな課題になります。 私たちは、これまでの病院運営の経験に基づき、これらの一連のプロジェクト管理をしっかりとサポートしていきます。
私たちは、我が国でも1999年に法が整備された社会資本整備の民営化事業(Private Finance Initiative)に取り組んでいます。 PFI事業は、政府や自治体の公共部門が対応してきた公共施設などの整備を、官民役割分担のもとに民間の資金や能力、ノウハウを活用することでより効率的に行おうとするビジネススキームです。
従来は公共から業務ごと、年度ごとに、仕様を定めて入札が行われていたものが、PFI事業では施設の設計から建設、建設後の施設の維持・運営までを一括して、性能発注により、
長期契約(15~20年間)で入札が行われます。私たちは公共施設の中でも、病院運営・経営の実績とノウハウを背景に特に病院のPFI事業に、日本を代表する大手商社、スーパーゼネコン、
設計会社、医療関連サービス会社の皆さんとコンソーシアムを組み取り組んでいます。
今後は、病院PFI事業以外にも、地元のPFI事業にも積極的に取り組んでいきます。